まさかまさかのフロッピーディスク登場です。
今やUSBだってジャックがなくなって繋げなくなってるのに、フロッピーディスク、まだ繋げるんですか?
そもそも今、買えるの?
以前の記事で、どうやったら4630万円を誤送金できるんだろうと不思議に思ったことを書きましたが、普段送金するのにフロッピーディスクを使っていたとか、まるで考えつかなかった展開で、スリリングすぎて背筋がゾクゾクしました。
アガサクリスティの推理小説みたい。
フロッピーディスクを銀行に渡して送金してもらうって・・・
山口銀行と阿武町役場、フロッピーディスクに463人分の低所得者のリストを入れて、郵便で送ったり持ち歩いたりしていたんですかね?
フロッピーディスクを読み込むと、パスワードがかかってるんでしょうか?そんなんでセキュリティは大丈夫なのか?
フロッピーディスク、Wikipediaで調べたら、1971年にIBMが開発したそうです。
50年前。
容量は、640kb(キロバイト)から1.4MB(メガバイト)らしいです。
メガはキロの1000倍です。
携帯で写真を撮ると、一枚の大きさがだいたい1MBぐらいなので、フロッピーディスクには写真が一枚入るかどうかの容量です。
私の携帯の容量256GB(ギガバイト、ギガはメガの1000倍)は、フロッピーディスク2000枚分ぐらい。
そして、アマゾンでフロッピーディスクが売っているか調べたら、3枚で2980円というのが一番上に出てきました。
写真1枚分ぐらいしか入らない容量の、1枚1000円のフロッピーディスクを阿武町は買って、銀行振り込みするたびに銀行に渡していたのでしょうか。
なんか、もったいなくないですか?
一枚1000円のフロッピーディスクを、私の携帯の容量と同じ256MB分買うと、200万円ぐらいになります。
最新・新品のスマホやパソコンが20-30台買えますね。
データ送信すればいいのに、これをやっているのは、きっと阿武町だけではないですよね。
やっぱり、社会を担う人を、若い人に交代していかないとダメだと思った出来事でした。
阿武町には職員が五十人いるらしいですが、このご時世にそんな時代遅れなやり方もしていても誰も変えようとせずに成り立ってしまうのが不思議。
そういえば。。。
日本で働いていた会社に、どうしてもメールを使わないおじさんがいました。
なので、メールを使いましょうねえ、と言ってパソコンをセットアップしてあげても、机に乗っているのは邪魔だと言ってキーボードの上に定規やらマウスやらを置いて、断固として使わないんです。
モニターも電源を入れず、掃除もしないのでホコリをかぶったまま。
そして、連絡は「回覧板」でしろと言うのです。
回覧板って。。。
町内会じゃないんだから。。。
一斉メールを送っても、彼はメールを読まないので連絡が行き届かず、彼と同じ部署の人は大変だったと思います。
日本の政治家の高齢化が問題になっていますが、社会はある程度若い人たちで回していかないと成り立たないなあ、と思ったフロッピー事件でした。
イギリス首相のボリスジョンソンは50代後半ですが、これでも世界から見ると高齢な方だと思います。
以前にも記事に書いたコロナが始まった当時のイギリスの厚生労働大臣は、40代前半でしたが、すごくやり手で、リーダーシップがあって、政治全体が活気付くイメージでした。
日本の政治家の平均年齢も、20歳ぐらい若返ると、また違った社会になるのかなあ、と思ってしまいます。
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