アストラゼネカのワクチンが激安な理由

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利益を出さない方針なのでワクチンが激安のアストラゼネカ

これを見てください。時事通信の記事です。

 

アストラゼネカのワクチンは1本230円、ファイザーが1500円。

それを報道したベルギーの新聞社のTwitterが削除されたとのこで、時事通信のこの記事も削除されるかもしれず、一応スクショ取りました。英国の製薬メーカー、アストラゼネカはコロナワクチンで当面は利益を得ない方針なので、ワクチンの値段が激安なのです。

イギリスに住んでる日本人の大人はだいたい知ってますが、日本ではあまり知られていないようで、私のまわりでは教えてあげるとみんな知らなかったと言います。

ほんと、コロナではっきりしましたが、イギリスという国は腐ってない国で、必要な時に必要なことをきちんとするよい国だと思います。

ただ、どんなビジネスでも同じだと思いますが、ひとつだけワクチンの値段が安いと、ワクチン販売でお金儲けをしたい他の団体や国からの横槍が入って、副作用の悪い噂を流されたり、不安を煽ったりと、情報操作されたりする可能性大。

今コロナで人がたくさん死んでいる状況で、「お金儲け」とか言ってるヒマはないんですが、実際にそういうことが起こっているような気がします。

私自身も2021年の3月21日にアストラゼネカのワクチン一発目を打っています。

↑この緑のところ、アストラゼネカのワクチンがなんとなく危ないと思っていた私が友達に送った、2021年3月16日のラインです。

前の記事にも書きましたが、なんとなく耳に入ってくる報道からアストラゼネカのワクチンは危険で、ファイザーは安全、という先入観があったので、イギリスの国保から私にワクチン接種の案内がきた時は不安で、危なそうなワクチンだったら打つのやめておこうと思っていました。

↑たまたま上のラインと同じ日に、数時間遅れでワクチン接種のお知らせが届き、アストラゼネカだったら嫌だな、と思って、ファイザーのワクチンでしょうか、と質問してみましたが、このショートメールは送信専用だったようで、返信はできませんでした。

それで、アストラゼネカワクチンの副作用について自分で2時間ぐらいかけて調べました。結果、めちゃくちゃ安全っぽい、と自分なりに判断し、すぐに予約を入れました。

私は新薬を開発するイギリスの治験会社に8年ぐらい勤めていて、薬の副作用を隅から隅まで読んで調べ、日本語の説明書用に翻訳したり、治験を受けたい人に説明したりという仕事をしていたので、その経験がかなり役立ちました。

イギリスは2021年4月現在、コロナが終息中

全国民の半分がワクチン接種を終えたイギリスでは、今のところコロナが非常によく収束しています。当面のイギリスの課題はワクチンが効かない異変種ウイルスをいかに広めないか、ということらしいです。

2020年4月28日現在、のコロナによる死者数の推移、上がイギリス、下が日本です。(World Meter より)

日本人の有名なお医者さんがブログで、イギリスでコロナが収束しているのは、ワクチン接種が進んでいるからでなく、3月のロックダウンの効果があったから、と書いているのを見ましたが、とても無責任な発言だと思います。

去年2020年の11月、イギリスではクリスマスシーズンに家族が集まったり、買い物をしたりと国民が年に一度の最大のイベントを楽しめるようにと、1ヶ月半にわたってかなり厳しいロックダウンをしましたが、コロナは収束するどころか最悪の事態まで悪化し、ロンドンではコロナの危険度が前代未聞のレベル4まで上昇しました。

10月末から12月初めまで、ロックダウンの規制をすごくがんばったのに、結局クリスマスで集まるのもダメ、買い物もダメ、という結果になり、イギリス国民はとても落胆していました。

ドイツのメルケル首相が「今年がおじいちゃん、おばあちゃんに会える最後のクリスマスにならないように。今年一年だけがまんすれば、来年以降もずっと会えるのだから」と発言したのがイギリス人の胸にも響き、大きなニュースになっていました。

つまり、去年11月のロックダウンの効果はまったくなかったのです。それが、ワクチン接種が進んでいる今、あの事態が嘘だったかのようにイギリスではコロナがおさまっています。

イギリスは現在、公園に青空検査所を設置し、アポ無しでコロナ検査をする余裕ぶり。料金はもちろん無料です。

コロナ検査特設会場

私のところにも区役所から連絡が来て、どこか好きな場所に行って従業員全員にコロナ検査をさせるようにとお達しがあったので、全員実施しました。とりあえず、私を含め全員陰性だったのでほっと一安心です。

コロナ検査キット

EU諸国に訴えられてるアストラゼネカ

今日のニュースによると、アストラゼネカはヨーロッパ諸国に訴えられたみたいですね。

訴えられている理由は、こら!アストラゼネカ、ワクチンもっと早くよこせ!ということみたい。

ボリス首相、かっちょいい

イギリスはボリス首相が国民全員分のワクチンを押さえてくれているので、ヨーロッパ諸国と取り合いになり、イギリスとヨーロッパ諸国の関係がちょっとギクシャク気味。

それでも国民全員分のワクチンを確保し、コロナをやっつけるボリス首相、みんなのヒーロー!

以前の女性首相のメイヤーさんは、さまざまな意見を尊重し、中間の意見をとろうとする女性らしいやり方で、それはそれで好きだったけど、ボリス首相の反発覚悟で問題に立ち向かい、すばやく決断するやり方は男らしくてホレボレします。

やっぱり国のリーダーは男性の方がいいのかな、と思う今日このごろ。

アマゾンUKでこのぬいぐるみ買おうかまたまた検討中。。。高木ブーさんでなく、ボリス首相です。「犬用」ってことでずっと思いとどまってますが、ここ数日、ほしくてたまらなくなっている。

日本製のコロナワクチン情報!

日本も医療が発達している国なのに、どうして日本製のワクチン出てこないのかな、っていつも不思議に思ってます。

調べるとまったくやってないわけではなさそうで、4社ぐらいはやってるみたいなのですが、あまり聞かないですよね。

と、思っていたらみつけたこのニュース!

 

時事通信のニュースですが

国産ワクチン、来年にも・・・?

検討・・・?

したい・・・?

菅首相って、かなりのんびり屋さんみたいですね。。。

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