半年前に重症化した知人に残るコロナの後遺症

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イギリスのコロナの近況は今、こんな感じ

世界でもワクチン接種の進んでいるイギリス。

私も1度目を受けてきて、あれ?そろそろ2度目のお誘いがくるのかな?どうするのかな?と思って調べたら、2回目は1回目の11週間後なんだだそうです。

ロンドンの私とは違う区に住む日本人の友達は、1度目と2度目の予約が同じ日にとれたそうですが、私はまだ2回目の予約がとれないので、自治体によって若干やり方が違うようです。

イギリスでは2021年4月12日に、予定通りに小売店や屋外スペースでのレストラン営業が解禁になり、ワクチン効果もあってかコロナは非常に落ち着いています。

インドではワクチン接種を開始後、1度は収まりかけたはずが、今とても大変なことになっていて、医療崩壊が起こり、酸素が足りず、酸素ボンベの取り合いになっている、悲惨なニュースが目に入ってきました。

ワクチンで収束しかけたインドで最悪の状況に

インド、インドとは耳に入っていたけど、まさかこんなにひどい状況だとは知らなかったので、ショックでした。

このことがあるので、今イギリスでは今後ワクチンの効かない異変種を広げないようにすることに注力しています。

ただ、今のところはとても安定しているので、このまま行けばレストランの通常営業が5月17日から解禁になり、英ボリス首相の昨日の声明によると、2021年6月12日から「他人と距離を置く」とか「不要不急の海外旅行は禁止」などを含むすべての規制を解除できる可能性があるそうです。

半年経ってもいまだに残る後遺症

そういう状況なので、久しぶりに話すイギリス在住の相手との会話は「ワクチンはもう打ちましたか?」というのから始まることが多いです。

このあいだ電話で話した取引業者さんのおじさんにも同じことを聞かれたので、「はい、私は1度目を打ちました。〇〇さんは?」と尋ねると、

「僕は去年12月にコロナにかかりまして」

ええ!

よくよく話を聞くと、年末に奥さんと二人でコロナにかかり、重症化して40度の熱が1週間続き、病院にも入れず、治療もできずで大変だったのだそうです。

イギリスの国保(NHS)の病院に連絡すると「来ないでください」と言われ、時間の経過による自然治癒を待つというアドバイスを受けたそう。

薬も飲まなかったそうです。

彼曰く、「今でも咳が出るんですよ」

「やはり後遺症が残るのですね。。。」

新型コロナでは10人に2-3人の高い確率で後遺症が残ると言われていて、その症状は彼のように咳だったり(コロナウイルスはいない)、鉛を背負っているようなものすごい倦怠感だったり、味覚障害だったりといろいろあるらしいのですが、半年たった今でも咳が出ているのなら、それはどうやって治せばいいのだろう、いつどのように完治するのだろうと気の毒になります。

新型コロナは新しいウイルスなので、後遺症がなぜ起こるのかもよくわかってないし、後遺症への治療というのも当然、確立されていない。

私の場合はかかる前にワクチンが打てたのでとてもラッキーでした。

ワクチンは1回目の摂取だけでも2度打つ場合の6割ほどの効果はあるそうです。2度目を早く打って、コロナに負けない鋼鉄のバリアを手に入れたいです。

ちなみにこの知人は、国保ワクチン接種のお誘いが来ていないのだそう。ええ、そうなんだ、私の周り、一人残さず接種の連絡が来てますが。。。

コロナにかかった人は、免疫があるからワクチンはなしなのでしょうか?

そこはちょっとよくわかりませんが。。。

ワクチン情報がわかるおすすめYouTube動画

そんな中、つい先ほど中田敦彦さんがYouTubeでコロナワクチンに関する動画を上げていたのですが、それがすごくわかりやすかったので、おすすめです。

コロナワクチンの説明を、お笑い芸人がやってる国って他にあるんでしょうか?

イギリスだとニュース番組とかに専門家が出てきて説明したりしてますが、中田さんほどではないにしろ、英語なのにとてもわかりやすいし、情報も正しいです。たぶん、ニュースに出てくる人はちゃんとスピーチのトレーニングなどをしているのだと思います。

YouTube動画では、高須幹弥さんもいくつか動画をあげているのですが、最近のワクチンパスポートの動画が、ワクチン接種と日常生活がどう関わっていくかという内容でとても参考になり、おもしろかったです。

どちらの動画も、ワクチンの性質をよく知って、打つか打たないかは自分で決めればよい、という中立的な立場で話しているのがいいです。

日本では夏ごろからワクチンが一般に出回ってくるらしいですが、遅いですね。。。

シンプルなイギリスと、複雑な日本

関西を中心に感染が拡大していて大変なのに、それをそっちのけでオリンピックやる!とか、やるな!とか揉めてますが、「こういう場合は開催してこうなったらやらない」とか事前にルールを決めるなり、絶対やるなら、せっせとワクチン接種をすすめるなり、「普通に」やればいいのに。

時間はあったんだから。

まともなことを言っている一般国民がたくさんいるのに、アホな上級国民が自分たちの好きなようにやっているというか、その他大勢はメディアで情報操作してとりあえず押さえ込んでいるというか、そんな時代はもう長くは続かないと思うんですけど。

イギリスのシンプルで普通すぎるやり方が自分の中の常識になってしまった今、私の祖国はどうしてこう歪んでしまっているのだろうと、日本のニュースを見るたびに虚しさばかり感じます。

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