本当は怖い、イギリスのクレジットカード

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アマゾンの割引券につられて、10年ぶりにクレジットカードを作った

私はアマゾンのヘビーユーザーです。

商売上手なアマゾンなので、いたるところにいろんなオファーが散らばっていて、まちがって踏むませるような仕掛けがしてあります。

例えば補償とかですよね。

ドライヤーとかプリンターとか、うわ、これ安いな、さすがアマゾン!と、買おうとすると、お支払いに進む前にポップアップ画面が出てきて、2年間保証をつけますか、みたいのがよく出てくる。

まあ、いい保証なのかもしれせんけど、キリがないし、私は基本いらないので、いらない、にするんですが、つける!」ボタンは大きくポップな印象で、「✖️いらないボタン」はうすーく小さく、隅っこに、目立たないところについてるんですよ。

だから、よく見ないとこれが「次に進む」的なボタンなのかと思って、間違えてクリックしてしまう人もいると思うんです。

結果、知らないうちに買っていた、というケースは少なからずあるはずです。

今回は自分に逆らえなかった

だからいつも、アマゾンでお買い物をするときは、変なボタンをクリックしないように、慎重にお支払いまで進むようにしています。

だけどこの前、£29.99(4500円ぐらい)の商品を買おうとしたら、この金額が二重線で消されていて、£9.99(約1500円)になってるんですよ。

ん?と思ってよーくみると、アマゾンのプラチナクレジットカードというのを申し込むと、£20(約3000円)のギフト券をあげるから£9.99で買えますよ、ということでした。

ここで、ついつい、つられてしまいました。

4500円のものが、3000円になりますよ、ぐらいだったら、ふーん、とスルーしていたかもしれません。

でも4500円のものが、1500円になりますよ、と言われると、それは破格だな、って思っちゃうじゃないですか。

それで、ちょっと見るだけ見てみようという気分になりました。

プラチナカードって、年会費とられるんでしょう?

お高いんでしょう?

と思ったら、年会費無料、と買いてある。

これがずるいんですよね。

普通のクレジットカードに、まるでお金持ちしか持てないカードのようなプラチナって名前をつけるんです。

しかも、申し込んだだけで、たった今「買う」ボタンを押したての商品が、3分の1の値段で買える。

次回あげる、とか、申し込んだら次に使える割引券あげる、じゃないんですよ。

今買おうとしてる商品の値段を即座に大幅割引してくれるんです。

そしてお申し込みも、ワン、ツー、スリーであっというまですよ、と。

アマゾンにすでに登録してある住所を使うので、住所を入力したりする手間もいらないんです。

ということで、ついつい、申し込むのボタンを押したら、1分ぐらいですぐに審査が終わり、カード番号と限度額いくらっていうのが送られてきて、はい、じゃあ今からアマゾンに登録してあるクレジットカードと入れ替えて!

って、言われた。

「実際に新しいカードが送られてくる前に、このクレジットカードでいますぐ、£500円(約7万5千円)分ネットでお買い物ができるんだから!やるよね?」

と。。。

で、言われるがままにイエスにすると、あっという間に登録のクレジットカードが新しいのに差し替えられた。

そしたらすぐさま、それまで登録していたアメックスのポップアップが出てきて、「アメックスのポイントをマゾンで割引に使えてたよね?もとに戻せば?」というメッセージ。

まるでモテモテの人になった気分ですよ。

でも、ここで新しいカードの登録をキャンセルすると£20の割引券がもらえなくなったらやだな、と思って、アメックスの方はお断りしました。

ということで、クレジットカードを何枚も持つのが嫌いで、もう10年も1枚でやってきた生活にピリオドをうち、私は2枚目のクレジットカードを持つことになりました。

あんなに避けてたのに。

やっぱりすごいなアマゾンは。

人の心理をついている。

でもたぶん、これでクレジットカードを分けて使うようになると、すぐにアメックスが気づいて今までなかったオファーとかガンガン押してくる可能性があるので、それを楽しみに待ちたいと思います。

セキュリティ大丈夫か!?

ちなみにそのクレジットカードがたった今届いたんですが、普通郵便でカードと暗証番号がいっしょに届いたからびっくりした。

普通、クレジットカードって本人しか受け取れなくて、身分証明書が必要で、暗証番号は数日遅れて時間差で届いたりするんですが、同じ日にポストにポトン、ですよ。

うちのポストは外付けじゃなくてドアのポストだからまだましですが、集合ポストだったらあぶないですよね?

セキュリティ大丈夫でしょうか?

とりあえず使ってみて、安全性など検証してみたいと思います。

本当は怖い、イギリスのクレジットカード

ということで、クレジットカードを申し込みましたが、イギリスでクレジットカードを申し込んで一番最初にやらないといけないのは、支払い方法の設定です。

なにもしないと日本で言う「リボ払い」のような設定になっている可能性があるので、すぐに自動引き落としの設定をして「一括払い」にしました。

リボ払いの恐ろしさは、たくさん買い物をしても、少しの支払いしかしなくていいので、知らないうちにどんどん未払金がたまり、そこに毎月利子が大量にかかっていき、すぐに限度額がいっぱいになってカードが使えなくなり、買い物できないのに何年も未払金と利子の返済に苦しむ人が多い、と言う点です。

苦しくなって2枚目、3枚目のカードを作ってしまい、気軽に始めたリボ払いから、知らず知らずのうちに借金地獄に落ちてしまう人も多いのです。

しかもイギリスの場合、その利子の高さにびっくりします。

日本の場合、法律で定められた金利の上限は15%ぐらいです。

つまり、100万円借りたら、利子は15万円までしかとってはいけないことになっています。

でもここはイギリス、分割払いの場合にかかる利子は39%だそうです。

闇金かよ、ってレベルです。

だから本当に怖い。

一括払いの買い物をした場合は、利子はゼロですから、損することはありません。

クレジットカードは、お買い物した金額の1-3パーセントぐらいをお店の人がクレジットカード会社支払う仕組みです。しかも使えば使うほどポイントがたまって割引ができたりするので、上手に利用すれば私たちにはとてもお得で便利です。

闇金もびっくりの利子を払わされたりしないように、イギリスのクレジットカード、ご利用は特に計画的に、しっかり管理して使いましょう。

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