また日本のびっくりニュースが飛び込んできた
これです。75歳以上の医療費負担引き上げ。
イギリスは医療費が完全無料なので、日本の75歳以上が1割負担してるだけでも驚きです。
それを倍に引き上げるとは。
老人になったら誰でも病気になるので、少し不公平な気がします。
対象になる年配の方は、若く健康で、病気とは無縁だった時代に、何十年も保険料払ってきたはずです。
それを収入が激減し、体が弱って若い頃のように動かなくなり、病気がちになった今になってお金を払って病院に行かないといけないのは気の毒に感じます。
イギリス医療費無料は天国なのか?
イギリスは医療費が完全無料です。
そういうとイギリスいいね!って言われますが、必ずしもそうではないんです。
なぜならば、保険料めちゃくちゃ高い。
私はイギリスの会社員時代、そんなにお給料が高くないのに、税金諸々で当時のレートで毎月8万円ぐらい引かれていました。
それで、健康なので、病院に行くことはほとんどありません。
まったく病院に行かないのに、毎月保険料が何万円も取られるんです。
そうやって、国民の一人一人が高い税金を支払うことにより、完全無料の医療が支えられています。
なので、病院が無料というよりは、毎月病院代をサブスクしているような感じだと思います。
例えばNetflix見ないのに、月々会費だけ払っているような状態です。
そして、病院に行かなくちゃならなくなっても、まずは登録している町医者に行かなきゃならなかったり、そこからの紹介が必要だったりして、専門医の治療がすぐには受けらません。
私の場合は、一度、昔の歯の治療痕がものすごく腫れて、こぶとりじいさんみたいに顔が腫れたことがあったのですが、仕事帰りで歯医者はどこも閉まっているし、大きな病院の急患に行っても「歯の痛みは緊急治療外です」ってどこも受け付けてもらえない。
市販の痛み止めを片っぱしから飲んでも痛みがまったくとまらない。
腫れたところが顔を圧迫して、変形して細くなった目から痛みで常にじわじわと涙がにじみ出ていて、誰もどうにもしてくれないのです。
救急車のところに電話して、急患で歯を診察してくれるロンドンの大型病院を教えてもらって1時間かけていき、列に並んだのですが、「子供連れてる人が優先」ってことで、私は受け付けてもらえず。
痛いんだよぅ!!!痛いんだよぅ!!!
助けてくれよぅ!!!
のたうち回るほどの激痛でしたが、結局毎月保険料を払っていた国保の治療は諦めて、翌日プライベートの歯医者さんに行って、保健外で15万円の治療費を払うことになりました。
こんな不公平あります?
毎月高い保険料を払って、医療費が無料と言っても、こんな感じです。
だったら、3000円でも5000円でも払って、普通に歯医者さんに行って、すぐに治療してもらえる日本の医療施設の方がよっぽどましです。
イギリスの資金ぐりは真っ向勝負
ちなみにイギリスはコロナにともなう助成金をたくさん出しているので、資金繰りに駆け回る様子が端々でみられます。
目に見えてきた一部をこの記事の後半部分に書いています。
イギリスが助成金の回収に立ち回る様子はすごく印象的で、「頼れるお父さんが仕事頑張ってる!」感があります。
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