バカでもわかるというか、ロシアとウクライナの状況に驚いています。
え?戦争ってまだやるものなの?
それでも、全然知らないような国がやってたりとか、文化や宗教が日本とはかけ離れているような国が戦争をやってたりすると、そうかと思うのですが、ロシアって、日本とも距離が遠くないし、まあ、二国の間にはいろいろ主張はありますけれども、全然知らない国より相当身近な国に感じます。
でもまさか、ちょっと日本とグレーゾーンで土地が繋がっているそのロシアが、まさかまさか隣の国の首都を爆撃するなんて。
遠そうでわりと近かったウクライナ
ロシアについては、世界地図でいうとあの場所でぇ〜、大きい国でぇ〜、寒くてぇ〜、日本と北方領土問題があってぇ〜
みたいな、少し頭のいい幼稚園児と同じぐらいの知識は私にもありましたが、
はて、ウクライナ?
どのへん?
どんな国?
と、Google検索することに。
へえ、ここにあるんだぁ、日本の2倍ぐらい?こんなに大きい国なんだぁ、人口4400万人?日本の3分の1ちょっと?
なるほどなるほど。
なんか、イギリスやアメリカと比べるとそんなに身近じゃないのに、こんな、日本とまあまあ近いところに大きな国があったもんだというのが最初の驚きです。
と、少し知識が入ったところに、バーンバーンと壊されていくウクライナの街並みが、YouTubeのサムネイルを中心にガンガン目に入ってきます。
ロシアも、言ってもそこまでやらないだろう、どうせ脅しだろう、と思っていたので、本当に攻撃していることに驚きました。
なにやってんだろう、プーチン。
プーチンは広島に行ったのか?
そこで心に湧いて出てきた疑問が、もしかして広島平和記念館に一度も行ったことないんじゃないのか?プーチン大統領は??
というものでした。
と思って調べてみたところ、どうも行ってないみたいですね。
2016年におとなりの山口県で日露首脳会議があった際、広島県に来てもらうようにご招待はしたらしいですが、実現はしなかったようです。
まあ、行ってないだろうな。
言っても私も一度しか行ったことがないですが、まるこげのお弁当や、ぐにゃりとまがった大量のガラス瓶、ピカッと光を浴びてしばらく普通にしていた子供がその後どのように亡くなったのか、一瞬で手足をなくした人がその日、どのようにして家に帰ったのか。
一度でも行けば生々しい戦争の爪痕が一生心に残り、戦争をしてはいけない、という思いを強めてくれるので、こんな軽々しく戦争をしかけるプーチンは絶対行ってないはずだ、とは思いましたが。
というより、「広島平和記念館 プーチン」とかでググっても、今回のロシアのやりかたにブチ切れする広島県民のニュースに埋もれ、プーチンが広島に行ったのか、行ってないのか、結果が全然みつからなくて、まず検索が困難でした。
戦争への思い、日本人はほとんどブレない
広島と長崎に原爆が投下された日には、お昼になるとサイレンがなって、毎年黙祷をする、という習慣が、小さい頃からずっとありました。
たぶん、戦争がなんだか知らない頃から。
ニュースを見れば、なぜ日本は軍隊じゃなくて自衛隊なのかとか、なぜ憲法改正が議論されるのか、なぜ靖国神社に日本の首相がお参りに行こうとすると他の国から騒がれるのかとか。
いつもいつもニュースになり、そういうことに超疎い私も避けて通れない話題です。
ジブリアニメの「火垂るの墓」も定期的にテレビでやってたりして、外側からも、内側からも、戦争が起こるとどうなるのか、という情報がずっと入り続けます。
だから日本では大人から子供まで「戦争はやらない!」ということで日本国民が一致団結しているのだと思います。
ちなみに私が初めて「火垂るの墓」をテレビで見た時、号泣しながら友達に「戦争は繰り返してはいけないと思う!」と自分の主張を言ったら、友達に、
「今さら思うな!」
一喝されました。
友達にとってはそんなことは当たり前だったようで、私の言葉、「今さら何言ってんだ」って思ったらしい。
心に刺さった、ウクライナ人女子大生の言葉
さてさて、私の職場のバイトくんのルームメイトに、ウクライナ人の大学生がいるそうです。
彼女はしばらくドイツにいたそうですが、先日、いつの間にかロンドンのシェアルームに帰ってきていて、状況を聞いたら、彼女は父、母、一人っ子の三人家族。
ご両親はウクライナにいたのですが、今回のロシアからの攻撃を受け、お母さんはポーランドに亡命し、お父さんは戦うためにウクライナに残ったそうです。
ええぇ。。😱
「大変じゃん・・・」
と私がいうと、バイト君、
「そうなんです!僕もそう言ったら、彼女がこう答えたんです」
というのが次の言葉です。
「うん、そうなんだけど、今までウクライナが、国としてこんなに団結したことはなかったの!だからすごく心強くて、私たち大丈夫って思える!」
お父さんは、いやいや戦いに行くのではなく、国を守るために自分の意思で残ったと。
。。。😭
物事には良い面と悪い面があります。
戦争というネガティブ要素よりも、国の団結力というポジティブ要素に注目し、「大丈夫!」って言って心配をやわらげてくれるウクライナの女子大生、たくましい。
お父さん、どうかご無事でいて欲しい。
心を痛めているロシアの一般の人たち
あと、忘れていけないのは、心を痛めているロシアの一般人たち。
日本育ちのロシア人大学生、小原ブラスさんによれば、ロシアのメディアは外からの情報を流すと潰されてしまう危険あり、報道が規制され、一般のロシア人に流される情報は歪曲されているとのことです。
この動画の中で、こういうことを言った自分は、ロシアに帰れば懲役20年ぐらいだろうと言っています。
大丈夫。
日本は決してあなたを追い出しません。ずっと日本にいてください。
こういうことが起こると一般人まで悪者にされがちですが、ウクライナへの攻撃で心を痛めているロシア人がたくさんいるそうです。
ロシアが国をあげて他国を攻撃すると、「ロシア嫌い!」ってなりそうですが、むやみにロシア人を悪者にしたり、ロシアの一般人を叩いたりするのはどうかと思いました。
すでにSNSや、ロシア料理店の経営者などが誹謗中傷の被害に遭っているようなので、心を痛めている人たちにさらに追い討ちをかけたりしないように、私たち日本人も気をつけたいな、と思いました。
召集され、帰ってきたうちの爺ちゃん
さてさて、私が幼稚園の時に亡くなった母方のおじいちゃんは、戦争に行ったそうです。
と、昨日書いたのですが、母のヨシコさんから連絡が来たので、ここから追記です。
詳しくは、お爺ちゃんは召集され、横須賀の海軍の学校に行き、卒業し、南方の戦場に行く予定だったのが、乗る予定だったお迎えの船が撃沈されたため、戦場には行かずに済み、そのまま戦争が終わったようです。
召喚された時にはお婆ちゃんは妊娠中で、二つ違いのお母さんの弟(私のおじさん)がいたらしい。
もしおじいちゃんが戦争から帰ってこなかったら、私はおじいちゃんとは一度も会ったことがなく、お母さんは四人兄弟の一番上ですが、下の2人は生まれなかったということになります。
戦争の話、母のヨシコさんがお爺ちゃんから聞いて結構知ってるみたいなので、今のうちによく聞いておこう。
ウクライナ人大学生のお父さんがどうかご無事でありますように。
ではでは。
この記事がよかったと思う方、ぜひいいねボタンをお願いします。高評価の多い記事はこのブログ内でランキング上位に表示され、後から来た方が読みたい記事を探す際の参考になります。😊
コメント