『君は一万円札を破れるか』2011年の本だけど、今読むのもめちゃくちゃおすすめ!

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この本、2011年に出版された本なのですが、「お金に対する洗脳を解く」という普遍的なテーマにそった内容と、苫米地さんの先見の明的な情報が満載なので、まったく古さを感じさせず、思わず出版年度をもう一度確認してしまったほどです。むしろこれが10年前に書かれたということが驚きでした。

お金に対する洗脳を解くのがテーマだけど。。。

お金に対する洗脳を解くのがテーマなのですが、内容はもりだくさんです。

お金を稼ぐということが目標になってしまい、自分が好きなことをしたり、好きな人と過ごしたりと言ったお金と関係ない本来の幸せを見失ってしまわないために、という問題提起と同時に、

自分にお金を稼ぐということのリミッターをかけているために、お金がうまく稼げないのだ、という、一見すると相反するような問題提起をとりあげ、

ではそれを解くためにはどうすればいいのか、という具体的な方法が説明されています。

なるほど、良くも悪くも、お金に対する固定観念があるために、お金に拘ってしまっているんだな、という部分では自分でも思いつくところがたくさんありました。

オウム真理教の洗脳を解くことで一躍有名になった脳科学者

苫米地英人さんは、オウム真理教の洗脳を解くことで一躍有名になった脳科学者の方です。

↓Amazonの著者紹介のページより

1959年、東京生まれ。
認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)。
計算機科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)。
カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLab兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、米国公益法人The Better World Foundation日本代表、米国教育機関TPIジャパン日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長、公益社団法人自由報道協会 会長。
マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社。
2年間の勤務を経て、フルブライト留学生としてイエール大学大学院に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。
同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学の分野で世界最高峰と呼ばれるカーネギーメロン大学大学院計算言語学研究博士課程に転入。
全米で4人目、日本人としては初の計算言語学の博士号を取得。
帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、ジャストシステム基礎研究所・ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院NMRセンター合同プロジェクト日本側代表研究者として、日本初の脳機能研究プロジェクトを立ち上げる。
通商産業省情報処理振興審議会専門委員なども歴任。
現在は自己啓発の世界的権威、故ルー・タイス氏の顧問メンバーとして、米国認知科学の研究成果を盛り込んだ能力開発プログラム「PX2」「TPIE」などを日本向けにアレンジ。日本における総責任者として普及に努めている。

一度の人生でこんなにたくさん経歴があることにも驚きの苫米地さんですが、難しい話を私にもよくわかるように、すごくわかりやすく書かれていて、読んだ後あたまがよくなった気分になりました。

中田敦彦さんとか、2チャンネル創設者の西村ひろゆきさんもそうですが、やっぱり、頭のいい人というのは難しいことをこんなにもわかりやすく話せるんだな、というのをひしひしと感じました。

特に印象に残ったのが、Googleが一人勝ちすると世界が破綻する、という壮大な話

特に印象が深かったのが、Googleやマイクロソフトが一人勝ちするとなぜ世界が破綻するのか、ということを語った部分です。

どういうことかというと、Googleやマイクロソフトなど、「無限」に作れる情報を売ることでお金を稼ぐ企業が儲かり続け、食べ物や家など、形がある「有限」なものを買い続けることで、有限なものを作る人たちと無限なものを売る人たちとの経済と商品のバランスがくずれ、無限なものを売る人たちに有限なものが買い尽くされてしまうために、有限なものを作る人たちにお金が行き渡らなくなる、ということです。

説明難しいですが。。。本にはわかりやすく買いてあります。頭ではわかるのですが、言葉して説明するするって難しいですね。

それを10年前に予測していた苫米地さんって、本当にすごいなあ、と思うと同時に、この本を読み、その情報を頭にインプットさせてもらえたことに感謝です。

苫米地さんのこの本、キンドルアンリミテッドの読み放題なら無料で読めます。

Amazonの古本なら300円台から出ているので、読んでおいて損はない本だと思います。

君は1万円札を破れるか?

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