中国の香港制圧とイギリスの助成金回収の微妙な関係

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香港が中国を制圧すると・・・

こんなニュースが飛び込んできました。

イギリスのボリスジョンソン首相、香港数百万人にパスポート発給の考え示す

もし中国が香港に「国家安全法」導入した場合、香港人250万人にイギリスのパスポートを発行することを検討しているんだそうです。

ちなみに香港の人口は750万人です。

無条件でイギリスのパスポートはすごいですよ。

だって今イギリス、この20年間でビザがどんどん厳しくなっていて、労働ビザもほぼ降りないし、何年労働しても永住権への切り替えができなくなっています。(2020年6月現在)

私がイギリスに来た2002年は、労働可能な学生ビザが無料で、しかも空港でスタンプぽん、と押して終了でした。

事前申請もいらなくて、英会話スクールに半年分ぐらいの授業料を納めておけば、観光と同じように入国すればよかったのです。

それが切れたら、ユーロスターという、新幹線みたいな電車でパリに遊びに行って、帰ってきたらまた無料でポン!

今とは信じられないぐらいの差です。

さてさて、国家安全法を香港に導入する、という意味は、香港が実質、中国のようになってしまうということです。

自由に香港だけで法律を決められなくなったり、インターネットで調べ物しようとしても、国家の悪口は検索できないようになっていたり、自由が奪われる上に、中国の言うことを聞かないといけなくなってしまいます。

これは当然、イヤでしょう。

イギリスと香港の関係

香港は1800年代中盤から約150年間、イギリスの植民地で、1997年に中国に返還されました。

イギリスが中国に返還する条件は、中国は50年間は(2047年まで)香港とは法律を分けて、香港を支配しないこと、と言うものです。

その約束を破って、香港を支配しようとしているので、香港もイギリスも世界も怒っているわけです。

でもちょっと、ここで私が思ったのが、これはイギリスの裏の考えがあるのかな、と。

イギリスのコロナの助成金回収

そう、コロナによる助成金の回収です。

前の記事にも書いたのですが、イギリスは大盤振る舞いに助成金をばらまきまくっており、これをそのうち大回収しなくてはいけません。

助成金回収劇に関する前の記事

当然、国内からも集めるでしょうけど、国内で集めると言うのは、家の中でお母さんがお父さんにお小遣いをあげるようなもので、家の中でお金をグルグル回してもあまり意味がありません。

国がお金を集めるときは、外から持って来ないといけません。

つまり、外国のお金を集める。

香港のパスポート支給案は、その一波なのではないかな、と。

中国を制して、香港人を守って、もし約束が破られて国家安全法が通ってしまったら、そこからコロナで飛んで行ったお金を回収。

その上、世界中からイギリスかっこいいね、という評判もゲットして格もアップ。

Win-Win どころか、 Win-Win-Winの構図。

さすがボリスジョンソンやっぱり実力があるなあ、と思ってしまいます。

なんか、助成金たくさんくれるし、コロナの注意喚起で毎日生放送しながら率先して自分がコロナにかかっちゃったりするし、目が離したくても離せない。

いつも寝癖のついた髪型もかわいくて惚れ惚れします。

そして気がつけば、ボリスのぬいぐるみをAmazonで探している自分がいました。

終わり。

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