いえいえ、ホテルは悪くありません。私が悪いんです。
そのホテルは安く泊まりたい人のために、激安の宿泊施設を提供しているだけです。
到着して初めてわかった、ここがそのホテルのレセプション。
ひいいいい!!
ここはウェブサイトの写真に載ってなかったので、到着し、震え上がったのは言うまでもありません。ウェブサイトの写真はゴージャスなおうちっぽかったのです。
これは私が撮影したのですが、予約サイトにはもっと素敵な写真がたくさん載ってました。
拡大してよく見ると古さが目立つんですが、ぱっと見は素敵なお屋敷なのです。
ホテルに到着したのは2022年6月9日、夜の23時。
Wi-Fiも持ってないし、電話もつながらないので、今からホテルを変えることはできません。
あー、ホテル選び間違えちゃった、どうしよう。。。。😭
予約する時、めちゃくちゃ忙しかった
実は旅行の予定は何ヶ月も前から決まっていたのですが、私はホテルを予約するのをずっと怠っていました。
ホテルをとらないと!という気持ちが心のどこかに引っ掛かったまま、1ヶ月、2ヶ月とすぎ、出発の日がだんだん迫ってきます。
私は自営業で、やらなければならないことが、いつも夏休みの宿題のように溜まってしまいます。
売り上げ計算、税金計算、レシート整理、スタッフのお給料、そして3ヶ月に一度の消費税を納める期限などなど。
5月初めごろ、仕事が溜まりに溜まってしまい、締め切りまであと数日になりました。
特に消費税の提出は、1日でも遅れると数万円の罰金を取られます。
5月初めのその日、やらなければならないことを全部書き出してチェックリストを作り、その中にホテルの予約を入れました。
猛ダッシュで仕事を片付けていく中で、ホテルは予約サイトを使い、めちゃくちゃ急いで探しました。
7割ぐらいが満室の中、激安で見た目のきれいなこのホテルを発見。
やっすいなあ。。。
レビューがあまり良くないのが気になったのですが、読むと気持ちが揺らいで決められなくなってしまうかもしれません。
6月2日まではキャンセル無料ですよ、と書いてあるし、とりあえず泊まれるところを!と、心を無にして私はポチった。
よし!宿泊先確保!エラいぞ私!
今から1ヶ月近くはキャンセル無料だし、あとでじっくりチェックして、ダメだったら変更すればいいや〜!😊
ホテルの変更がめんどくさくなった
ホテルを予約してからもどんどん日が過ぎていきました。そして6月1日、明日までにしないとホテルのキャンセル料がかかる日を向かえます。
私はここでめんどくさくなってしまいました。
ああ、ホテルを変更するなら今日までだな、とは思ったのですが「まあ、いっか。予約したところに泊まろう」と、詳細もチェックせず、いつもの悪い癖でそのままにしてしまいました。
そして6月9日、宿泊当日を迎えます。
チェックインが22時までだったのですが、「飛行機が21時ごろに空港に着くので、遅くなるかもしれません」と予約サイトを通じてホテルに連絡。
その返事はホテルからなく。。。
ホテルに到着して驚く
建物に着くと、確かに写真に写っていたあのホテルなのですが、思いのほかボロボロで、あれあれー?と、びっくりしてしまいました。
こんなに汚かったけ?
ドアが閉まっており、キョロキョロすると、レセプションはあちらです、という↓→を発見。
そちらの方に行くと。。。
でたー!
えええ?ここがホテルのレセプション??
ここを見て一瞬、ホテルを変えなくちゃ!ということが頭によぎったのですが、時刻はもう夜の23時。
今日はどうしてもここに泊まらないといけません。
このドアを軽くノックすると、扉の上半分だけがガチャっと開き、中からスペイン語訛りのカタコト英語を話すおばちゃんが出てきて鍵を渡してくれました。
決して悪い人ではありません。
「遅くなってすみません」と謝る私に、「いいのよ〜」という感じで、部屋の場所と、鍵の開け方を丁寧に教えてくれました。
最初の白い扉を、二つもらった鍵のうちの片方で開け、うす暗い階段を恐る恐る登ります。
階段を登り切ったところはこんな感じ。
部屋を開けると。。。
あ、部屋にお風呂がない。トイレもない。そうか共同バスルーム。。。😭
そしてお布団もない。代わりにシーツを2枚重ねたやつをかけて寝るらしい。
このホテル、安かったもんね。。。
ということで、途方に暮れて撃沈してしまいました。
昨日までのホテルにはお部屋にバスタブがついていたよなあ。。。😭
↓贅沢なアワ風呂にゆったりとつかり、ガーシーチャンネルを見ていた昨日の夜が懐かしい。
どうしよう。
今日はここに泊まるとして、明日からホテルを変えるのか、変えないのか。
共同のお風呂ってどんなところなんだろう。。。?
と見にいくと。。。
泣きたくなったお風呂と廊下と鍵
ガビーン。。。お風呂めちゃ汚いです。😭
廊下もめっちゃ汚なーーーーい!。。。😭
そして極め付け、お風呂を見学したあと自分の部屋に帰ると、鍵が折れてしまいました。
くぅぅ・・・なんで鍵が折れるんだよぅ。。。😭
ということで、私はそれから1時間ベッドに座り、今起こっていることをよく考え、全身に吸収させます。
そうやって状況をよく飲み込んだあと、「今から必ずシャワーを浴びにいく!」と決意表明を声に出して述べ、ダッシュでシャワーを浴びに行きます。
なんかシャワーの水が冷たくて、多分どっかの蛇口をひねって調整すればちゃんとお湯が出るんでしょうけど、ギリ耐えられる温度だったのでそのままにし、とにかく無になって体を洗い、シャンプーをして、急いで流し、5分後には部屋に戻ってシーツにくるまり、眠りにつきました。
隣のチャイニーズショップからか、ザーサイのような強い匂いがしてきて、しかも外はチンピラの声や車の音でうるさい。
でも、そういうところでも、ちゃんとぐっすり眠れるのが、私のすばらしい特技です。
一泊で限界。翌朝チェックアウト
このホテルは3日間予約して支払い済みです。
でも翌朝、私はチェックインの時にもらったWi-Fiのパスワードを使って次のホテルを予約し、勝手にチェックアウト。
「ごめんなさい、私が悪いんですけど、お部屋にトイレがついてないって知らなかったんです。」
「トイレを共有したくないの?」
「すみません、知らなくて・・・ちゃんと私が確認してなかったから・・・でも、いいお部屋でした。本当にすみません。」
ということで、支払い済みの料金はそのままにして、次のホテルに向かいました。
場所はロサンゼルスの中心部に近く、そこそこいいロケーションで、料金も3泊で1万5千円とすごく安く、スタッフも親切でいい人たちでした。
でも私はもう少しお金がかかっても、部屋にバスルームのあるところを優先します。
ただロサンゼルスのホテルは値段が高く、都心から遠い宿だと移動が大変なので、とにかく安く泊まりたい!という方だったらいいと思います。
ということで。。。
現地でめちゃくちゃ焦ったことを思い出し、ゼーハーしながらここまでブログを書きました。
ホテル代をケチったのには、実は理由があります。
ホテル代をケチった理由
ロサンゼルスでここまで無理無理にホテル代をケチろうとしたのは、同時に訪れたラスベガスのホテルに全財産(?)を突っ込んだからなのです。
次回はあの古いホテルの前日まで泊まっていた、ラスベガスのゴージャスホテルとスゴイ散財について、めちゃくちゃ楽しい記事を書こうと思います。👍
↑このホテルを予約したとき、ホテル代をラスベガスのカジノで取り返そう!と意気込んで現地に行きました。
さてさて、その後どうなったのでしょう?
↓こちらはそのホテルのコンビニで買った、ポテチと菓子パンとコンビニで一番安いワイン、合計7000円!😱
それはそれでヤバいでしょう。。。
ではでは😊
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